- 2021/07/29 掲載
米クアルコム、7─9月期売上高見通しが予想上回る 5G端末好調
株価は引け後の時間外取引で2.1%高。
アモン最高経営責任者(CEO)は声明で、RF(高周波)チップなど携帯電話向け以外の半導体の売上高が今年100億ドルに達する見込みと述べた。
半導体事業を含むクアルコム・CDMA・テクノロジーズ(QCT)の第4・四半期の売上高見通し中央値は72億5000万ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の68億3000万ドルを上回った。
iPhoneおよびアンドロイド端末を含む世界の5G対応機種数予測については4億5000万─5億5000万台との従来見通しを維持したが、最終的には予想レンジ上限になるとした。
第4・四半期の全体の売上高見通し中央値は88億ドル、調整後1株利益中央値は2.25ドルで、ともに市場予想の85億ドル、2.04ドルを上回った。
第3・四半期(6月27日まで)決算は、全体の調整後売上高が80億ドル、調整後1株利益が1.92ドルとなった。市場予想はそれぞれ75億8000万ドル、1.68ドルだった。
主力の携帯電話端末用チップは57%増の38億6000万ドル。RFチップは114%増の9億5700万ドル、インターネット・オブ・シングス(IoT)チップは83%増の14億ドルとなった。
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