- 2021/08/02 掲載
三菱電機、業務用空調でも検査不備=7年で4万台出荷
三菱電機は2日、業務用空調装置など一部製品で検査装置の不具合に気付かず、約7年間にわたって法令で義務付けられた耐電圧試験などを正しく実施しないまま出荷していたと明らかにした。対象は4万338台に上り、同社は「法に抵触する行為で深く反省している。品質管理体制の強化と風土醸成の再徹底に取り組む」と釈明している。
同社によると、出荷の前後に全て動作確認を行っており、安全性には問題ないという。ただ、鉄道車両用空調装置をめぐる検査不正で、7月28日に杉山武史社長(当時)が引責辞任したばかり。信頼回復は一段と遠のきそうだ。
【時事通信社】
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