- 2021/08/05 掲載
GM、第2四半期は黒字転換 通年見通し上方修正
純利益は28億ドル(1株当たり1.90ドル)。前年同期は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による操業停止が響き、8億0600万ドル(同0.56ドル)の損失を計上していた。
調整後の税・利払い前利益(EBIT)は、過去最高の41億ドル。上期では85億ドルに達した。
通年の調整後EBIT見通しは115億─135億ドルとし、従来の100億─110億ドルから引き上げた。
北米の自動車生産台数は下期に約10万台減、コモディティー(商品)関連コストは15億─20億ドル拡大すると予想。さらに「半導体不足を巡る状況は引き続き流動的となり、サプライチェーン(供給網)の問題も続く」との見通しを示した。
バーラ最高経営責任者(CEO)によると、米国内の在庫は25日分と極めて少なく、「年内かなりタイトな状況となり、来年も続く見通し」という。
また、2025年までに30種類超の電気自動車(EV)を投入するという目標を堅持した。
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