- 2021/08/11 掲載
日本郵政、純利益2倍=かんぽ不振続く―4~6月期
日本郵政が11日発表した2021年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比102.7%増の1597億3600万円となった。海外金融市場で新型コロナウイルス感染拡大による混乱が収まり、傘下のゆうちょ銀行が保有する投資信託など外国証券の利息収入が大幅に増加したことなどが寄与した。グループ3社の純利益は、かんぽ生命保険を除いて増益だった。
不正販売問題で自粛していた営業活動を4月に本格再開したかんぽ生命は、個人保険の新契約年換算保険料が93.0%増の116億円に改善。ただ、営業自粛前の19年4~6月期の水準の約10分の1と、不正販売の影響が続く。
日本郵便は、新型コロナによる郵便の取扱数量減少などの影響が収まりつつあり、国際物流や郵便・物流事業の収益が改善した。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本郵政のロゴマーク
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