- 2021/08/25 掲載
米アリゾナ州、半導体メーカー誘致に向け台湾と協定締結
世界最大の半導体受託生産メーカーである台湾積体電路製造(TSMC)は、フェニックスに工場を建設する意向を示している。
フェニックス市議会は昨年11月、TSMCとの交渉開始を承認したが、優遇税制などの詳細は公表されていない。
フェニックス都市圏には、すでに米国のインテル、NXPセミコンダクターズ、オン・セミコンダクターの工場がある。
フェニックス都市圏経済協議会のクリス・カマチョ代表は、できる限り多くのTSMCのサプライヤー、関連会社を誘致するため、作業を進めていると表明。現在、約40社がアリゾナ州への投資を検討していることを明らかにした。
台湾の従業員の家族の受け入れを支援するため、学校や地方自治体とも協力しているという。
同代表は、半導体と半導体サプライチェーンの世界的な集積地を目指す考えを示した。
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