- 2021/08/27 掲載
風評対策「常に見直す」=東電福島原発、処理水放出で―梶山経産相
梶山弘志経済産業相は27日の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発で出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出をめぐり、政府が決定した当面の風評被害対策について「一度決めて終わりではない。常により良い方法を考えていく」と話した。対策を継続的に見直していく考えを強調した。
全国漁業協同組合連合会(全漁連)は対策公表を受け、海洋放出に対し「断固反対であることはいささかも変わるものではない」などとする声明を出した。梶山氏は「(全漁連との)対話の窓口は開いている」と説明。放出への理解を得るため、漁業者の不安払拭(ふっしょく)に注力する考えを示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕梶山弘志経済産業相=7月9日、東京都千代田区
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