• 2021/09/15 掲載

米CPI伸び鈍化、インフレ上昇が一過性との見方裏付け=政府高官

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ワシントン 14日 ロイター] - 米ホワイトハウスの高官は14日、8月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化について、インフレの高まりが一過性である可能性を示唆したとし、景気回復が総じて良好な軌道に乗っているという認識を示した。

8月のCPIは、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月比4.0%と、7月の4.3%から鈍化し、市場予想の4.2%を下回った。前月比でも0.1%上昇と、7月の0.3%から縮小。2月以来、6カ月ぶりの低い伸びにとどまった。8月の総合CPIも前月比0.3%上昇と、7月の0.5%上昇から鈍化した。前年同月比では5.3%上昇。7月は5.4%上昇だった。

高官は、新型コロナ禍による景気後退からの現在の回復には依然としてサプライズが伴う可能性があるとしつつも、総じてポジティブな道筋にあると指摘。「先例のない回復期で、浮き沈みはあるだろう」としつつも、「全体的なトレンドは、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)からの回復に伴うインフレ上昇が一過性というわれわれの見解および米連邦準備理事会(FRB)や市場、民間セクターの予測を支えている」と述べた。

関係筋によると、8月のCPI統計に加え、自動車やパンデミック関連サービスを除くコストの伸びがここ数カ月で鈍化していることを、ホワイトハウスは「心強い」と判断している。

しかし、ホワイトハウスや米財務省は依然、持ち家価格の上昇による家賃やインフレ全体への波及効果を懸念している。

同高官は「手頃な住宅を提供し、住宅価格の圧力軽減を実現するには、住宅供給への投資が必要だ」と述べた。安価な住宅の供給に絡む取り組みは、与党民主党が調整を進めている3兆5000億ドル規模の歳出法案に盛り込まれている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます