- 2021/09/17 掲載
検査不正の工場、認証取り消し=製造・販売は継続―三菱電機
三菱電機は17日、鉄道車両向け装置の検査不正があった長崎製作所(長崎県時津町)が取得していた国際規格の認証2件が16日付で取り消されたと発表した。いずれも法的に義務付けられたものではなく、同社は安全性に問題はないとしており、製造・販売を継続する。
取り消されたのは品質管理に関する国際規格「ISO9001」の一部と、鉄道産業関連の国際規格「IRIS」の認証。いずれも7月21日付で一時停止されていた。8月に認証機関の特別審査を受け、検査不正が事実認定されたという。
同社は「認証の再取得と一時停止の解除に全力で取り組む」とコメントしている。
【時事通信社】 〔写真説明〕三菱電機の長崎製作所=2015年11月、長崎県時津町(同社提供)
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