• 2021/09/29 掲載

相次ぐ固辞で人選難航=連合会長、初の女性で決着

時事通信社

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連合の次期会長選びは、副会長の芳野友子氏の昇格で事実上決着し、発足以来初の女性会長が誕生する。役員推薦委員会が神津里季生会長の後任選びを進めたが、候補者の相次ぐ固辞で調整は難航。次期会長を選出する10月6日の定期大会の8日前にようやく候補者が決まる異例の展開となった。

「非常に突破力のある方で、異論はなかった」。役員推薦委の難波淳介委員長は芳野氏への評価を問われ、こう強調してみせた。

神津氏が関係者に退任の意思を伝えたのは今年1月から2月にかけて。後任候補として、当初有力視されたのは神津氏と二人三脚で連合を率いてきた相原康伸事務局長だったが、出身母体である自動車総連の理解を得られなかった。

役員推薦委員会は8月以降、UAゼンセンの松浦昭彦会長に打診したが断られ、白羽の矢を立てられた難波氏も固辞。会長候補の届け出期限だった今月22日までに候補者を絞り込めず、期限を30日まで延ばした。連合発足以来初めて届け出期限の延長を余儀なくされた。

次期衆院選で支援する立憲民主、国民民主両党の溝も人選が難航した背景にあるとみられる。

10月に任期満了で退任する神津氏は28日の記者会見で、「連合という存在や、労働組合の意味合い、可能性を世の中に知ってもらいたい」と語ったが、連合に結集する組合員は約700万人にとどまる。支援政党の分裂で政治的な存在感も低下する中、芳野氏ら次期役員には難しいかじ取りが待っている。

【時事通信社】

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