- 2021/09/29 掲載
運用資産4兆ドルの投資家グループ、アジア企業に気候対策要請へ
まずは、石炭事業向けの融資を行っている銀行や石炭を利用しているエネルギー会社に照準を定める。
この投資家グループは、BMOグローバル・アセット・マネジメントEMEA、フィデリティ・インターナショナル、オランダの年金基金PGGM、英地方自治体年金基金フォーラム(LAPFF)、アビバ・インベスターズ、リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメントで構成。
アビバ・インベスターズのESG投資担当グローバル・ヘッド、ミルザ・バイグ氏は「過去1年は排出量実質ゼロの発表が相次ぐなど、サステナビリティー関連の事業慣行・政策で心強い動きがあった」と表明。
その上で「実際には、パリ協定の目標達成に必要な状況と現実の間に依然として大きな溝がある。アジア企業が気候緊急事態への対応を主していく非常に大きな機会がある」と述べた。
すでに中国の電力会社、華能国際電力と華電国際電力に接触しているという。両社のコメントは取れていない。
銀行に対しては、化石燃料関連事業への融資中止など具体的な取り組みを促す方針。
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