- 2021/09/29 掲載
静岡銀、持ち株会社体制へ=来年10月めど、中国銀も
静岡銀行は29日、来年10月をめどに持ち株会社に移行するための検討を始めたと発表した。今年5月に成立した改正銀行法によって銀行の業務範囲が拡大されることを踏まえ、地域の成長に貢献する新たな事業領域の拡大などグループ経営を強化する狙い。
同行は来年3月ごろまでに詳細を詰め、株主総会での承認や金融庁の認可を得て持ち株会社体制に移行する方針。現在、同行のグループ会社は13社あり、オンラインで記者会見した柴田久頭取は「グループ会社による企業の合併・買収(M&A)を含め、事業再編に機動的に取り組めるようにする」と述べた。
地銀では、中国銀行も同日、来年10月をめどとした持ち株会社化を検討すると発表した。
【時事通信社】
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