東京機械の臨時株主総会、来月２２日に＝買収防衛策の是非諮る

新聞印刷の輪転機大手、東京機械製作所は２９日、臨時株主総会を１０月２２日に開催すると発表した。投資会社のアジア開発キャピタルが進める支配権取得が目的の株式買い増しに対抗し、東京機械は買収防衛策の発動についてアジア開発以外の一般株主から承認を得たい考え。

買収防衛策として実施する新株予約権の発行については、予約権の無償割り当ての基準日を１０月２８日、効力発生日を同２９日などに決定。４割程度となったアジア開発の持ち株比率を引き下げることが目的だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京機械製作所のロゴ