- 2021/10/12 掲載
出光、太陽光パネル生産終了=中国勢にシェア奪われ―来年6月
出光興産は12日、100%子会社の「ソーラーフロンティア」(東京都)による太陽光パネル生産事業を来年6月末をめどに終了すると発表した。オンラインで記者会見した出光の平野敦彦取締役は「中国勢の規模拡大のスピードに追い付けなかった」と述べ、国際競争が激化する中、十分なシェアを獲得できなかったと説明した。
汎用(はんよう)型の太陽光パネルを生産しているソーラー社の国富工場(宮崎県)では現在、約350人が勤務している。生産終了に伴い、約半数が移動を伴う配置転換となるが、グループ内での雇用を維持する。生産終了に伴う減損損失は発生しないという。
【時事通信社】
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