• 2021/10/14 掲載

J&Jワクチン、ファイザーかモデルナ追加接種で免疫強化=研究

ロイター

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[13日 ロイター] - 米国立衛生研究所(NIH)は13日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンを1回目に接種した人が、ファイザー/ビオンテックもしくはモデルナのワクチンを追加接種すれば免疫反応が強まるとする研究結果を公表した。

研究は暫定的なもので、査読を経ていない。ファイザー、モデルナ、J&Jのワクチンを初回に接種した成人450人超が携わった。

研究によると、異なる種類の「ミキシング・アンド・マッチング」追加接種は成人にとって安全であることが示された。ファイザー製ワクチンとモデルナ製ワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)技術が用いられている一方、J&J製ワクチンはウイルスベクター技術を用いている。

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、モデルナとJ&Jのワクチンの追加接種メリットについて協議する会合を週内に開く準備を進めている。

FDA当局者は13日、J&Jが追加接種に向けて提出した資料について、サンプルの規模が小さく、有効ではない試験に基づいたデータが含まれているとして、懸念を示した。

NIHの研究は安全性と免疫反応について、初回のワクチンと同じ追加接種を受けた治験参加者と、異なる種類の追加接種を受けた参加者を比較した。ミキシング・アンド・マッチング追加接種の副反応は初回接種時に見られたものと同様であり、顕著な安全性懸念はなかったと指摘した。

3種類のワクチンによるこの研究によると、追加接種に異なるワクチンを用いると、同じ種類を用いるよりも同等もしくは高い抗体反応を総じてもたらす様子が示されたという。

治験は米国の10都市で行われ、初回接種と追加接種で計9種類の組み合わせを研究した。

研究者は「(混合追加接種は)現在入手可能なワクチンで得られる保護効果の幅と長さを最適化する免疫的利益をもたらす可能性がある」と指摘した。

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