- 2021/10/25 掲載
日中通貨交換協定を延長=日銀
日銀は25日、中国人民銀行と円と人民元を交換する通貨スワップ(交換)協定の延長を決めたと発表した。上限は日銀が2000億元、人民銀が3.4兆円で、期限は2024年10月までの3年間。日銀は協定延長で、国内金融機関が人民元の資金繰りに行き詰まるといった不測の事態に備える。
日中通貨スワップは、国内金融機関が人民元の資金決済に支障が出て、市場が不安定化した場合に活用。日銀が円と引き換えに人民銀から受け取った元を金融機関に供給する仕組み。現在の協定は18年に締結した。
【時事通信社】
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