- 2021/10/25 掲載
9月の百貨店売上高、4.3%減=外出自粛で2カ月連続減
日本百貨店協会が25日発表した9月の全国百貨店売上高は、総額3188億円だった。既存店ベースでは前年同月比4.3%減と、2カ月連続のマイナス。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言で外出を自粛する傾向が続き、客足が落ち込んだ。入店客数は12.2%減。
商品別では、ビジネス向けを中心とした衣料品や化粧品が低迷。一方、時計や宝飾品などの高額商品のほか、「巣ごもり需要」で総菜や和洋菓子などは好調だった。
10月以降は、感染者数が減少していることに加え、気温低下で秋冬向け衣料品が堅調で、同協会は「緩やかに回復の兆しが見えてきた」(幹部)とみている。
【時事通信社】
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