• 2021/10/26 掲載

米テスラの時価総額1兆ドル超え、マスク氏には何重もの利益に

ロイター

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[25日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの株価が25日に大幅上昇し、時価総額が1兆ドルを超えた。筆頭株主のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)にとっては保有分の価値上昇だけでなく、「給料なし」と引き替えに約束された株式オプションという面でも「大当たり」だ。

米レンタカー大手ハーツからの大型発注獲得のニュースを受けて、テスラ株終値は前営業日比12.7%高の1024.86ドルと最高値を更新した。リフィニティブによると、マスク氏の保有株比率は23%のため、持ち分は今や約2300億ドル相当になった。

さらにマスク氏には2018年の報酬パッケージで付与された500億ドル超のオプションの権利がある。このオプションに基づくと同氏の権利行使価格は1株70ドルで、現在の同社株より90%以上も割安に入手できることになる。オプションはテスラの時価総額と業績の伸びが一定の条件を満たすと可能になる契約だ。

テスラが先週発表した第3・四半期決算は、調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)が前年同期比77%増の32億ドルだった。これだけでも全12回分のオプションの7回目の実現に十分だった。7回目分の価値は25日時点の算定では80億ドルを超える。

さらにテスラの時価総額が6カ月平均で6500億ドル超を実現したため、今後の業績次第では残り5回のオプションについてもすべて行使できる道が開けている。

なおマスク氏は、米宇宙企業スペースXの主要株主でCEOでもある。CNBCによると、スペースXの企業価値は10月の2回目の株式売り出しで、1000億ドル相当になった。

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