- 2021/10/26 掲載
NZ中銀、温暖化ガス排出量多い国の国債投資削減を検討
オア氏は、カナダやオーストラリアの債券への投資では、他よりも高い利回りを確保していると述べた上で、カーボンフットプリント(二酸化炭素の排出量)が低い商品への投資でどのようにして同様の効果を得ることできるか真剣に考える必要があると説明した。
オア氏は、スウェーデン中央銀行は2019年に石油資源の豊富なカナダのアルバータ州とオーストラリアの一部の債券を売却した際、両国の温室効果ガスの排出量が多いことを理由に挙げたと指摘した。
オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のデベル副総裁は14日、同国が十分な気候変動対策を講じていないと見なされた場合、資本コストの上昇や海外勢の投資資金引き揚げに直面する可能性があるとの見方を示した。
オア氏は、中銀はより積極的にグリーンボンドへの投資を検討すると述べた。
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