- 2021/11/01 掲載
午後3時のドルは114円前半で堅調、政権基盤の安定確認でリスクオンムードに
一部の事前報道で自民党の苦戦が伝えられていたこともあり、衆院選について「政策決定に対する不透明感を意識するマーケット参加者も一定数いたのではないか」(国内信託銀行)という。
選挙結果が伝わり政権基盤の安定が確認されたことで日経平均は大きく上昇、外為市場でも「株安に伴う円高のリスクは後退したようだ」(野村証券・チーフ為替ストラテジスト、後藤祐二朗氏)との声が出ていた。
目先のドル/円相場は、イベントを控えているため様子見姿勢が強まりやすいが、113―115円のレンジで推移すると見込まれている。
ただ、衆院選を無難に通過して円高リスクが後退したことに加え、先週の黒田東彦日銀総裁の発言が円安余地を拡大させたとの指摘もあり、「ドルは113―115円で推移した後、どちらにブレークするかというと、ドル高/円安方向に振れる可能性が高いのではないか」(後藤氏)とみられている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 114.22/24 1.1561/65 132.08/12
午前9時現在 114.23/25 1.1554/58 132.00/04
NY午後5時 114.00/03 1.1561/65 131.78/82
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