- 2021/11/01 掲載
関西スーパー株、ストップ安=「H2O統合」で失望売り
1日の東京株式市場で、関西スーパーマーケットの株価は、ストップ安となる1448円と前週末から400円下落して取引を終えた。前週末の臨時株主総会で決まったエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングとの経営統合を受け、高いTOB(株式公開買い付け)価格を期待していた個人投資家から失望売りが殺到したとみられる。
関西スーパーに対しては、首都圏地盤のディスカウントスーパー、オーケー(横浜市)が1株2250円でTOBを実施する方針を示していたが、総会後に撤退を表明している。
岩井コスモ証券の有沢正一投資調査部長は、「(H2Oと関西スーパーの経営陣が株主に対し)統合案で示した事業計画の達成に向けた進捗(しんちょく)を『見える化』していくことが重要だ」と指摘した。
【時事通信社】 〔写真説明〕エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと関西スーパーマーケットのロゴマーク
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