- 2021/11/02 掲載
米新興EVリビアン、時価総額530億ドル超目指す ホンダに肉薄
実現すれば、時価総額はホンダにほぼ匹敵。フェラーリを上回る可能性が高い。
リビアンは2009年にR・J・スカリンジ氏がメインストリーム・モーターズとして創業。2011年に社名をリビアンに変更した。
まだEVの大量販売にはこぎつけていないが、多額の投資を行っており、9月には、テスラ、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターなどに先行して完全電動ピックアップトラック「R1T」を発表した。
9月時点で米国とカナダで約4万8390台のRITとスポーツ用多目的車(SUV)「R1S」の事前注文を受け付けた。
現在は、アマゾン向けの電動配送車の開発と、富裕層向けの電動ピックアップトラック、SUVブランドの開発という二本立ての戦略を進めている。
アマゾンは、10月末時点でリビアン株の約20%を保有。環境対策の一環で、電動配送車10万台を発注している。
米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、フォードも株式の5%以上を保有している。
リビアンは、8月にIPOの申請書類を非公開の形でSECに提出。10月には、今年上期に10億ドル近い赤字を計上したことを明らかにした。
IPOでは1株57─62ドルで1億3500万株を公開する予定。公開価格が仮条件の上限に決まった場合、調達額は80億ドル以上となる。
上場先は米ナスダック。取引コードはRIVN。
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