- 2021/11/25 掲載
シェルの豪再生エネ社買収に非難殺到 乗り換えや契約解消も
一部顧客は化石燃料会社の顧客になりたくないとして、他の再生可能エネルギー会社に乗り換えることも辞さないとしている。
シェルは22日、インフラストラクチャー・キャピタル・グループと提携してパワーショップを7億2900万豪ドル(5億2600万米ドル)で買収し、オーストラリアの家庭電力市場に参入すると発表した。
パワーショップはニュージーランドの電力最大手メリディアン・エナジーの豪部門で、買収は2022年初めに完了の予定。
環境団体エンバイロンメント・ビクトリアは24日、パワーショップとの6年にわたる提携を解消した。パワーショップの顧客らもソーシャルメディア(SNS)で、他のグリーンエネルギー会社に乗り換えたと投稿し、競合他社を推奨した。
パワーショップは22日にSNSで、所有者が代わっても「顧客と地球へのコミットメントは変わらない」と投稿。同社の風力・水力発電の資産は残り、エネルギーは100%カーボンオフセットになるとしている。
シェルの豪部門広報担当者は温室効果ガス排出について、2030年までにの絶対量を半分に削減し、50年までに実質ゼロ達成を目指していると説明した。
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