- 2021/11/26 掲載
東京株、一時700円安=コロナ再拡大警戒、円安一服を嫌気
26日午前の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅が一時前日比700円を超えた。10月29日以来、約1カ月ぶりに2万9000円を割り込んだ。新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感に加え、円安が一服したことを嫌気し、幅広い銘柄が売られている。
南アフリカなどで見つかった新たなコロナ変異株への懸念が広がり、旅行需要が再び落ち込むとの見方から航空株が大幅に続落。円安一服を受けて自動車などの輸出関連株にも売りが出ている。市場では「えたいの知れない変異株が現れて一気にリスク回避の動きが強まった」(大手証券)との声が聞かれた。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京証券取引所=東京都中央区
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