- 2021/12/02 掲載
三菱商事、米カリフォルニア州の燃料ターミナル売却を検討=関係筋
関係者2人が1日、ロイターに語った。
関係者の話によると、三菱商事は燃料ターミナルと燃料取引会社ペトロダイヤモンドの売却を目指し、国際会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)のエネルギー・アドバイザリー・グループと連携している。ペトロダイヤモンドについては、合弁相手の模索と完全な売却のいずれかを検討中という。
燃料ターミナルは、三菱商事が米国で所有する資産で唯一、石油精製品を取り扱っている。適切な買い手が見つからなかった場合、同社がターミナル売却を撤回する可能性は依然残されている。一方、ペトロダイヤモンドの目標評価額は定まっていない。
ペトロダイヤモンドは1983年設立。南カリフォルニアで、カリフォルニア州大気資源局(CARB)の排出基準に沿ったガソリンや低硫黄軽油、エタノール、船舶用燃料の流通販売を手掛けている。
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