- 2021/12/02 掲載
メキシコ製造業PMI、11月は小幅改善 21カ月連続で50下回る
PMIは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響が広がる中、昨年4月には過去最低の35.0に落ち込んでいた。
今回の調査は、製造業部門の一段の状態悪化の兆候を示しているが、悪化はコロナ禍発生後より緩やかになっている。
IHSマークイットのエコノミクスアソシエートディレクター、ポリアンナ・デリマ氏は、「メキシコ製造業はまたもサプライチェーン問題の悪影響を受けたが、最新の生産減少については需要低迷も一因となった」と述べた。
メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が11月25日に発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)確報値(季節調整済み)は、前期比0.4%縮小した。サービス業の低迷やサプライチェーン問題が景気を圧迫し、予想以上の落ち込みとなった。
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