- 2021/12/03 掲載
IMFチーフエコノミスト、オカモト筆頭副専務理事の後任に
ゴピナート氏は来年1月にIMFを離れてハーバード大学に復職する予定だったが、ゲオルギエワ専務理事の下、幅広い政策を担うポストでIMFに留まることを決めたという。
ゲオルギエワ氏は、女性として初めてIMFチーフエコノミストを務めたゴピナート氏について、新型コロナウイルス流行の影響でIMF加盟国が直面するマクロ経済上の課題が増大する中、ナンバー2の職務に必要な専門知識を備えていると指摘。「彼女は適時の適任者だ」と評価した。
米国とインドの二重国籍者であるゴピナート氏は「世界経済見通し」改訂版公表直後となる来年1月21日付で筆頭副専務理事に就任する予定。加盟国に経済政策に関する助言を行う(サーベイランス)活動、調査、主要出版物を統括する見通しだ。
IMF理事会は、数週間以内に今回の人事を承認する見込み。
オカモト氏は、10年以上にわたる公務を経て民間部門に戻ると述べたが、今後の詳細については明らかにしなかった。
PR
PR
PR