- 2021/12/06 掲載
博報堂、人とエージェントの心を通わせる技術の発展を目指しプロジェクトチームを発足
近年テクノロジーの進展により、スマートスピーカーを含む音声UIやコミュニケーションロボットなどのエージェントの普及が急速に進んでおり、2025年には7000億円の市場規模(※)に成長すると予測されています。さらにコロナ禍において、医療や介護の現場などで業務のサポートや、患者・医療従事者・高齢者の心のケアなど、新たなユースケースの検証も進められており、エージェント型デバイスのニーズは今後さまざまな生活シーンで高まっていくことが見込まれます。
一方で、エージェントのさらなる発展と普及を実現するためには、技術面に加えてデザインやマーケティングの視点も不可欠であり、個別の企業で解決していくことは簡単ではありません。
そのような状況を打破するため、人と人工音声やロボットといったエージェントとのインタラクションやコミュニケーションについて研究・開発を進めている企業や研究機関とコミュニティを形成し、「エモテク」に関する情報交換や技術連携を通じて、エージェント市場の活性化と拡大を目指す業界横断プロジェクト「エモテクJAPAN」を発足しました。
本プロジェクトでは、共同実証実験などを通じた優れたユースケースの創出や、技術連携によるエコシステムの実現、国内外への戦略的な情報発信やセミナー・イベントの開催など多様な活動を協働して行うことで、各社が個別で抱えていた技術課題・ビジネス課題の解決を図りながら市場の成長を推進します。また、人との豊かなインタラクションを実現するために重要なデザインやクリエイティブ面の強化を目指し、クリエイティブ・コンテンツ産業とのコラボレーションも促進していきます。
エモテクJAPANは今後も、サービスや製品においてエージェント技術の活用を検討する企業や団体の参加を広く募り、「エモテク」の発展とエージェント市場の進化を加速するための活動を進めてまいります。
※出典:シード・プランニング「2020年版 対話AIビジネスの現状と将来展望」
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