- 2021/12/07 掲載
10月給与0.2%増=8カ月連続プラス―厚労省
厚生労働省が7日発表した10月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、基本給と残業代などを合わせた現金給与総額は前年同月比0.2%増の27万1023円だった。プラスは8カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大で残業代が減った前年同月の反動で、正社員ら一般労働者の所定外給与が増えた。
現金給与総額から物価変動の影響を差し引いた実質賃金は0.7%減だった。マイナスは2カ月連続で、原油価格の高騰を背景に消費者物価指数が上昇し、賃金の伸びを上回った。
【時事通信社】 〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区
関連コンテンツ
PR
PR
PR