• 2021/12/10 掲載

中国センスタイム、香港IPO巡り取引所と協議 FT報道受け=関係筋

ロイター

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[香港 10日 ロイター] - 中国の人工知能(AI)関連スタートアップ企業、商湯集団(センスタイム・グループ)は、計画する7億6700万ドル規模の香港新規株式公開(IPO)の今後について、10日に香港取引所と協議している。事情を直接知る関係筋2人が明らかにした。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は前日、米財務省が10日にセンスタイムを「中国軍産複合体企業」のリストに掲載して米国人による投資を禁止すると伝えていた。

関係筋が9日にロイターに明らかにしたところによると、センスタイムはブラックリスト入りが検討されていることを把握していなかった。

香港取引所はコメントを避けた。センスタイムからは今のところコメントを得られていない。

センスタイムはIPOで15億株を1株当たり3.85─3.99香港ドルのレンジで公開する予定だった。同社の提出書類によると、10日に最終価格を設定し、機関投資家に株式を割り当てる予定だった。

関係筋によると、センスタイムと同社のアドバイザーはブラックリスト入りがIPOにどのような影響を与えるかを巡り、9日遅くと10日早くに緊急の話し合いを持ったという。

この件を直接知る人物がロイターに語ったところによると、米国を拠点とする投資家はブックビルディングの過程で株式購入の申請を行っていた。

しかし、別の関係者によると、ブラックリスト入りの可能性が報じられると一部の投資家が株式購入申請を取り下げ始めたという。

このIPO規模の半分以上に当たる4億5000万ドル分は13日に予定されているローンチを前に、コーナーストーン投資家に販売されていた。

提出書類によると、センスタイムは12月17日の取引開始を予定している。

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