- 2021/12/14 掲載
日銀が連日の国債買現先を通告、計11兆円 今積み期の資金需給緩和か
短期金融市場ではレポレートが上昇し、15日に今積み期最終日を迎える無担保コール翌日物のレートも前日は加重平均レートがマイナス0.009%と、高止まりしていた。市場では連日の資金供給について「今積み期の資金ひっ迫状況を緩和するためではないか」(セントラル短資の総合企画部課長、佐藤健司氏)との見方が出ている。
前日の即日オペはオファー額2兆円に対し、応札は1兆円だったが、きょうの即日オペは2兆円のオファーに対して、2兆2210億円の応札があった。足元のレポレートはマイナス0.04%付近であり、国債買現先の応札レートの下限マイナス0.10%で資金調達を行った方が有利となる。
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