- 2022/01/05 掲載
豪求人広告、12月は前月比5.5%減 2カ月連続増から反転
一部の職が埋まったことと、新型コロナウイルスの感染増加が事業者に一定の影響を及ぼした可能性があるとみられている。
求人広告は21万2098件で前年比では32.7%増。デルタ型変異株の被害が初めて出た昨年6月の水準からも4.2%増えた。
ANZのシニアエコノミスト、キャサリン・バーチ氏は、11月に就業者数が36万6100人の大幅増となったことについて、一部募集のポストが埋まり、広告減少にやや遅れているケースがあることが示されたと指摘。「ただ、オミクロン株の拡大と、それに伴う消費者行動と人材確保の可能性を巡る不透明感から、企業が採用に消極的になっている可能性もある」と述べた。
新規感染者数は12月末から増加し始め、現在は連日最多記録を更新している。
バーチ氏は、調査は年内の転職を模索する労働者が増えていることも示唆していると述べた。
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