- 2022/01/05 掲載
中国華融、事業再編受け9カ月ぶりに株式売買再開 55%急落
同社株は9カ月にわたって売買が停止されていた。事業再編で健全な成長への道筋がついたと5日に表明したが、株価は0.46香港ドルまで急落した。
華融の筆頭株主は財政省。多額の損失を計上し、元会長が贈収賄で有罪となったことを受けて、昨年、政府が救済に乗り出した。
華融は5日、戦略的投資家による資本注入により「持続的で健全な成長の土台が築かれた」と表明。「当社には株主に利益を生み出す能力と条件が備わっている」と述べた。
これに先立ち、同社は中国中信集団(CITIC)率いる国有コンソーシアム(企業連合)から420億元の資本注入を受けていた。
華融は昨年3月31日の期限までに2020年通期決算を発表できなかったことを受けて、4月から株式の売買が停止されていた。
8月には20年通期決算が約160億ドルの赤字になったと発表。11月に事業再編策を明らかにしていた。
PR
PR
PR