- 2022/01/06 掲載
NEC、先進技術を活用した交差点の交通状況測定やインシデント検知に向け実証実験開始
なお、本実証実験は、内閣府が運営する官民研究開発投資拡大プログラム(以下、PRISM)(注1)の一つである「令和3年度 交通信号機を活用した第5世代移動通信システムネットワークの整備に向けた調査検討」にNECが参画して実施するものです。
■背景
PRISMの一つである「令和3年度 交通信号機を活用した第5世代移動通信システムネットワークの整備に向けた調査検討」では、5Gエリアの拡充と交通信号機のネットワーク化の促進に向け、交通信号機に5G基地局など5G機器を設置する検討をデジタル庁、総務省及び警察庁が連携して推進しています。
NECは、「令和3年度信号5G検討コンソーシアム(代表企業:株式会社三菱総合研究所)」の一員として、5G機器を交通信号機に設置し、ICTを活用した実際の利用シーンを想定した技術検証を行い、その価値の最大化を検討するために本実証実験を行います。
昨今日本では、人口減少・少子高齢化、都市部への人口集中、インフラの老朽化、災害リスクの高まり等、様々な社会課題を抱えています。このような状況の中、NECでは人とインフラとモビリティが協調して誰もが安全・安心に自由な移動ができるための技術開発に取り組んでいます。本実証実験での技術検証を活かし、将来的には交通事故の抑止、交通渋滞の詳細な把握と緩和、自動運転支援、街の見守り等に貢献していくことを目指していきます。
■実証場所・期間
・秋田県秋田市 大町4丁目地内の交差点(秋田県秋田市大町4丁目)
2022年1月6日~2022年3月15日
・東京都新宿区 新宿副都心四号線入口交差点(東京都新宿区西新宿1丁目)
2022年1月24日以降~2022年3月15日
(注1) 官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM) https://www8.cao.go.jp/cstp/prism/index.html
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