- 2022/01/11 掲載
早期引き締め観測拡大=長期金利1.8%台に上昇―米市場
【ニューヨーク時事】米金融市場で、インフレ高止まりや雇用の改善を受け、中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の金融引き締めに動くとの観測が広がっている。米長期金利は10日、一時1.81%と2年ぶりの高水準に上昇。景気減速への警戒感から株式が売られた。
昨年12月のFRBの金融政策会合議事要旨によると、参加者は従来の想定より速いペースでの利上げが妥当との見解で一致。同月の雇用統計では失業率が3%台に低下し、雇用の急回復を裏付けた。
【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)本部=2021年3月、ワシントン(AFP時事)
PR
PR
PR