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  • 2026/07/22 06:00 掲載

米OpenAIのChatGPT Workの利用者が1000万人に到達、AnthropicのCoworkとの競争激化

Anthropicとの企業向けAIエージェントのシェア争いが激化

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米OpenAIは、自律的に業務を遂行するAIエージェント「ChatGPT Work」および「Codex」の週間利用者が合計1000万人に達したことを明らかにした。7月上旬の製品投入からわずかな期間で利用者が急増しており、エンタープライズ市場で先行する競合の米アンソロピックとのシェア争いが一段と激しさを増している。
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(図版:ビジネス+IT)
 OpenAIが展開するAIエージェントは、ユーザーの指示にテキストで応答する従来の機能にとどまらず、自律的に計画を立てて各種ツールやデスクトップ環境を操作し、複雑なマルチステップタスクを完了させる能力を持つ。2026年7月9日に一般提供が開始された「ChatGPT Work」と、コーディング支援ツール「Codex」の週間利用者数は、7月上旬からほぼ倍増し、1000万人に到達した。この急激な利用拡大は、ビジネス現場における自律型AIソフトウェアへの需要の大きさを裏付けている。

 一方で、この領域の企業向け市場では競合のアンソロピックが強力な基盤を築いている。同社の年間換算売上高(ARR)は300億ドル規模に達した。アンソロピックはOpenAIと競合するデスクトップ向けAIエージェント「Claude Cowork」を展開し、金融やソフトウェアエンジニアリングなど、セキュリティ要件の厳しい業界で導入を進めている。2026年現在の企業向け大規模言語モデルのAPI市場におけるシェアは、アンソロピックが約32パーセントを獲得し、OpenAIの約25パーセントを上回って首位に立つ。

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OpenAIのAIエージェントGPT Workの利用者1000万人到達-Anthropicと争奪(図版:ビジネス+IT)

 OpenAIによる今回の利用者数1000万人到達は、アンソロピックからエンタープライズ市場のシェアを奪還するための動きとなる。OpenAIはマッキンゼーなどの大手コンサルティングファームと提携し、企業の業務フローへのAI導入支援を強化している。さらに、製品開発や営業部門の人員増強を進め、顧客企業へのサポート体制を拡充している。

 AI業界の開発競争は、基盤モデルの単なる性能向上から、顧客のビジネス課題を自律的に解決するエージェント機能の市場投入へと完全に移行した。今後は、両社の提供する自律型システムが、企業の既存業務プロセスやITインフラにいかに安全かつ効率的に統合されるかが、シェア争いの行方を左右する。

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