- 2022/01/11 掲載
FRB議長、インフレ抑制へ決意=米景気「歴史的回復」
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日に開かれる議会上院銀行委員会での再任承認公聴会で、米景気が新型コロナウイルス危機から「歴史的に強い回復」を遂げていると強調、インフレ抑制へ決意を表明する。FRBが10日、冒頭発言文を事前に公表した。
パウエル氏はこの中で、コロナ感染拡大が続いているものの、「景気は急速に力強さを増した」と指摘。この結果、需給の不均衡と供給障害が生じ、インフレ圧力が高まったと懸念を示した。「景気と強い労働市場を支え、高インフレの定着を阻止するため、政策手段を講じる」と訴えた。
【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=2021年11月(EPA時事)
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