- 2022/01/11 掲載
採れたて野菜を旅客機で=ANAが新会社
ANAホールディングスは11日、旅客機の貨物スペースを使って全国の野菜や果物を空輸する新会社「日本産直空輸」(東京)を設立したと発表した。各地で朝に採れた野菜や果物を、その日の午後に首都圏のスーパーなどの店頭に並べることができるという。4月の営業開始を目指しており、地域産品の販路拡大を後押しする。
旅客機によるスピード輸送と生産者・小売店との連携により、これまで2~3日かかっていた収穫から店舗到着までの時間を6時間程度に短縮。まずはスーパーなどでの野菜や果物のイベント販売から始め、販売網を拡大していく。魚介類など、取り扱う商品の種類も増やしたい考えだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕全日本空輸(ANA)機の垂直尾翼に描かれたロゴマーク=2021年、東京・羽田空港
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