- 2022/01/12 掲載
昨年の中国卸売物価、8.1%上昇=原材料高で26年ぶりの伸び
【北京時事】中国国家統計局が12日発表した2021年の卸売物価指数(PPI)は、前年比8.1%上昇となり、1995年以来、26年ぶりの高い伸びだった。石炭をはじめとする原材料の値上がりに押し上げられた。
PPIは21年1月には前年同月比0.3%上昇にとどまっていたが、石炭や石油、鉄鉱石などの価格上昇を受けて伸び率が加速。10月には13.5%上昇し、95年7月以来の高水準を記録した。
その後は石炭相場の落ち着きなどを受け、伸び率は縮小。統計局の専門家は「政府の供給安定策が奏功したほか、石油など国際商品相場の値下がりも影響した」と指摘した。ただ12月のPPIは10.3%上昇と、依然として2桁の上昇が続いている。
【時事通信社】
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