- 2022/01/20 掲載
米BofA、第4四半期30%増益 融資増やM&A活況で 株価4%高
利益は67億7000万ドル。1株当たり利益は0.82ドルと、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の0.77ドルを上回った。
収入(支払利息控除後)も前年同期比10%増の221億ドルだった。
米株式市場午前の取引で、BofAの株価は約4%上昇した。
潤沢な現金や株価の高騰、大型M&A動向などを背景に、アドバイザリー関連の手数料収入は55%拡大し、過去最大の8億5000万ドルとなった。
融資は前期比3.4%増、前年同期比3.2%増だった。
クレジットカードおよびデビットカードの総支出額は22%増の2120億ドルに達した。
融資や預金の伸びが支援し、純金利収入(NII)は約11%増の114億1000万ドルとなった。アレステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は、22年のNIIの伸びが昨年よりも堅調になるという見通しを示した。
株式関連業務の収入は3%増。一方、債券トレーディング収入は10%減少した。
第4・四半期に8億5100万ドルのパンデミック(世界的大流行)関連の貸倒引当金を戻し入れた。
報酬の拡大が響き、非利息費用は6%増加した。ただ、22年の費用は昨年から横ばいになる見通しとした。
関連コンテンツ
PR
PR
PR