• 2022/01/21 掲載

英小売売上高、12月前年比ー3.7% 外出手控えで1月以来の大幅減

ロイター

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[ロンドン 21日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が21日発表した12月の小売売上高は、前月比3.7%減少し、ロックダウン(都市封鎖)中だった2021年1月以来の大幅な落ち込みとなった。

消費者が例年より早くクリスマスの買い物をしたことや、新型コロナウイルスのオミクロン株流行により外出を控えたことが要因。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.6%減だった。

前年同月比では0.9%減少した。市場予想は3.4%増だった。

ONS調査部門幹部のヘザー・ボビル氏は「11月はクリスマス前の買い物で好調だったが、12月は軒並み減少した。小売業者はオミクロン株を理由に挙げている」と説明した。

「イングランドで(新型コロナ対策の)『プランB』実施され、自宅で仕事をする人が増えた。このため燃料販売が大幅に減少した」と指摘した。

しかし小売売上高は感染拡大前よりも好調で、売り上げの4分の1以上がネット通販だと述べた。

ONSによると、食品を除く売上高は前月比7.1%減少し、昨年1月以来最大のマイナスとなった。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ベサニー・ベケット氏は、オミクロン株の流行で12月の国内経済は0.5%以上縮小した可能性があると指摘。小売売上高は新型コロナ規制の解除で恐らく1─3月に回復するが、「生計費の危機が迫っており、将来的に消費の回復が弱まり、小売売上高が低迷するだろう」との見方を示した。

ただ同氏は、イングランド銀行(英中央銀行)が2月に利上げする可能性が依然として高いとも指摘した。

12月の消費者物価指数(CPI)は前年比5.4%上昇で約30年ぶりの大幅上昇となった。

*内容を追加して再送します。

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