- 2025/05/14 掲載
豪CBA、1─3月キャッシュ利益は6%増 純金利マージン横ばい
[14日 ロイター] - 豪銀最大手オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)が14日発表した第3・四半期(1─3月)決算は、税引き後キャッシュ純利益が6%増加した。貸し出しが拡大し、トレーディング収入も好調だった。純金利マージン(NIM)は横ばいだったとした。
税引き後キャッシュ純利益は約26億豪ドル(16億8000万米ドル)。
金利収入は1%増。国内の住宅ローンは4.1%増加し、企業向け貸し出しは2024年12月の水準から9.1%増加した。
非経常的な項目を除くNIMは横ばいとし、具体的な数字は示さなかった。
マット・カミン最高経営責任者(CEO)は「地政学的・マクロ経済的な不確実性から世界経済へのリスクが高まっており、それが国内経済を減速させる可能性があるが、オーストラリアはこの難局を乗り切るために比較的有利な立場にある」との見方を示した。
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