- 2022/01/24 掲載
午後3時のドルは113円後半、ドルの上値追いには慎重
25-26日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて模様眺めムードも広がっており、ドルの上値追いに慎重となっている。市場では「米FOMCの結果が出るまで、ドル/円は113.50円から114.50円までのレンジ内での取引にとどまりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。
外為どっとコム総研の上席研究員、神田卓也氏は、「市場では利上げ幅の拡大や年内に複数回の利上げなど行き過ぎた見方もあるとみられ、(米FOMCで)不安心理が払しょくされれば、株価の落ち着きと共に、ドル高/円安方向に戻りやすくなるのではないか」との声が聞かれた。
また、楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏は、米FOMCが想定以上のタカ派にならなければ、安心感から株が買い戻されるなどリスクオンの流れが強まり、「115円をワンタッチする場面もあるのではないか」との見方を示した。
ユーロ/ドルは1.1315/19ドル付近。きょう発表予定の1月のユーロ圏総合PMI(速報値)に注目が集まっており、「予想を上回る結果となれば、ユーロはじり高となるのではないか」(アナリスト)との声が聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 113.78/80 1.1315/19 128.77/81
午前9時現在 113.77/79 1.1339/43 129.03/07
NY午後5時 113.68/71 1.1340/44 128.92/96
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