- 2022/01/24 掲載
ドイツ製造業PMI、1月速報値は60.5に上昇 供給制約緩和
供給制約が緩和し生産が大幅に増加した。
サービス部門PMIは52.2と、2カ月ぶりの高水準。市場予想と前月の実績は50を割り込んでいた。新型コロナウイルスのオミクロン株流行でも消費者・企業の間に明るいムードが広がっていることが浮き彫りとなった。
製造業とサービス業を合わせた総合PMIは54.3と、前月の49.9から上昇。4カ月ぶりの高水準となった。
IHSマークイットのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は「製造業は供給制約の緩和で今年回復するだろう。ただ、すでにこのスピードで拡大していることは歓迎すべき動向だ」と指摘。
「全体としては、今年は好調なスタートを切った。第1・四半期のドイツ経済にオミクロン株が及ぼす影響について、ある程度懸念を払拭する内容だった。ただ、コスト上昇が引き続き企業の懸念要因だ。投入価格は複数の分野で急上昇が続いている」と述べた。
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