- 2022/01/28 掲載
米中古住宅仮契約指数、12月は3.8%低下
12月の前年同月比は6.9%低下だった。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅供給の減少により消費者の選択肢が非常に少なくなったため、中古住宅仮契約は21年終盤に向けて弱まった」と指摘した。
中古住宅の深刻な不足が販売の足かせとなっている。住宅ローン金利が上昇し、住宅価格の高騰と相まって購入のハードルが高くなっているが、住宅需要は今年も堅調に推移すると予想されている。
ユン氏は「住宅ローン金利が上昇を続ける中で、市場は販売の微減に耐えられるだろう」とコメントした。
21年に販売された中古住宅は計612万戸と06年以降で最も多く、20年から8.5%増えた。
米連邦準備理事会(FRB)は26日、インフレ高進を抑制するために今年3月に利上げを開始する可能性が高いと発表した。
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