• 2022/01/28 掲載

東商取のLNG先物、上場認可へ=電力市場常設も―経産省

時事通信社

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経済産業省は27日、日本取引所グループ(JPX)傘下の東京商品取引所が申請していた、液化天然ガス(LNG)先物を3年間の期間限定で取引する「試験上場」について、月内にも認可する方針を固めた。既に東商取に試験上場している電力先物の市場を常設にする「本上場」も認可する。東商取はいずれも4月4日に実現させたい考え。

LNG先物は、海外では主にドル建てで既に売買されているが、今後は国内市場での円建て取引が可能になる。

LNGは、主に発電燃料や都市ガスの原料に使用され、世界的な需要増を背景に、価格が上昇傾向にある。近年は冬場に暖房需要で急騰することも多く、東商取は将来売買する価格を事前に決める先物取引を、価格変動リスクの抑制手段として活用してほしい考えだ。

東商取は電力・ガス会社など企業の利用のほか、個人も取引できるようにする。当初は試験的に始め、出来高を拡大し、3年内の本上場を目指す。

電力先物は2019年9月に始まり、取引は増加傾向にある。現在は15カ月先の決済分まで売買可能だが、東商取は4月4日の本上場と同時に、24カ月先まで取引できるよう拡充する。

JPXは20年7月、株式と商品の先物を一体で扱う「総合取引所」を目指して、東商取の金先物などを大阪取引所へ移管しており、将来はエネルギー関連も移したい考えだ。ただ、当面は東商取を「総合エネルギー市場」として成長させる方針で、昨年9月、LNG先物の試験上場と電力先物の本上場を申請した。

【時事通信社】

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