- 2022/01/28 掲載
IMF、中国の景気回復「不均一」 政策不透明感も問題視
中国経済を分析した報告書で、比較対象となる前年の水準が高いことや、消費の弱さ、不動産投資低迷が今年の成長の重しになるとした。
「中国の回復は極めて進んでいるが、バランスを欠いており、勢いは落ちている」と指摘。新型コロナウイルスの消費支出への影響や、不動産市場の低迷を挙げた。
IMFは、中国経済の成長率を2022年は4.8%、23年は5.2%とし、昨年の8.1%から鈍化すると予想した。
またIMFは報告書で、ハイテク企業やその他セクターへの「一貫性がなさそうな」一連の規制措置が、市場では「民間企業の役割を弱める」と見なされていると指摘し、透明性と予測可能性の向上を促した。
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