- 2022/01/31 掲載
ECB、ドイツ銀系DWSの統治問題を調査=関係筋
DWSを巡っては、米証券取引委員会(SEC)とドイツ連邦金融監督庁(BaFin)がそれぞれ、資産運用におけるサステナブル投資基準の利用を誇張していた疑惑について調査を行っている。DWSはこの疑惑を否定している。
ECBの調査について、DWS、ドイツ銀、ECBはコメントを控えた。
ECBの調査については南ドイツ新聞が最初に報じていた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は先に、資料や関係者の話に基づき、ドイツ銀行自体もDWSのアソカ・ブアマンCEOについて、仕事で個人メールを使用した疑いや、別の個人に送金を行った可能性について内部調査を行っていると報じていた。
この調査について詳しい銀行関係者らは、不正を示すものはないと述べた。
ブアマン氏の広報担当者は28日、ECBやその他の調査についてコメントを控えた。ブアマン氏は27日のアナリストとの電話決算会見で全ての疑惑を否定していた。
ドイツ銀のクリスティアン・ゼービングCEOも27日、決算会見でブアマン氏の仕事ぶりを称え、非常に感謝しており、疑念はないと述べた。
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