- 2022/01/31 掲載
長期金利、6年ぶり高水準=0.185%、マイナス金利決定時以来
31日の東京債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債の流通利回りが一時、前週末に比べて0.020%高い0.185%に上昇(債券価格は下落)した。日銀がマイナス金利政策の導入を決めた2016年1月29日以来、約6年ぶりの高水準。
世界的なインフレ圧力の高まりを受け、米国で長期金利の上昇傾向が鮮明化。これに連動し、日本でも金利が上がりやすくなっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利上げ方針を示す中、市場で「日銀もいずれ金融政策の修正に動くのではないかという思惑がくすぶっている」(証券会社)ことも、金利上昇要因となっている。
【時事通信社】
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