- 2025/05/15 掲載
スウェーデン中銀、成長・インフレ鈍化なら利下げも 議事要旨
8日の会合では予想通り政策金利を2.25%で据え置いた。世界的な貿易摩擦が経済とインフレにどのような影響を与えるか不透明感が広がっており、様子見姿勢を維持した。
議事要旨によると、テデーン総裁は「現在の評価は、次のステップが利下げであることをいくらか支持するものだが、確実とは言い難い」とし「当面の間、われわれは方向性とスピードを維持する」と述べた。
ブレマン第1副総裁は「直近の予想よりも成長率が低下し、インフレ率もやや低下する可能性が高い」と主張。「この予想が維持されるなら、今後の会合では政策金利が引き下げられることになる」と述べた。
一方、現在の世界的な貿易摩擦の激化がインフレ率の上昇につながる可能性があるとの声も聞かれたという。次回政策会合は6月18日。
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