- 2022/01/31 掲載
三菱自、円安で通期利益上振れ 半導体不足「来期前半まで続く」
昨年11月の4─9月期決算では、半導体不足による年間影響台数は9万5000台としていたが、池谷氏は「第4・四半期(1─3月期)に向けて、さらに1万台くらい増える」と語った。
同社はこの日、通期の売上高を前期比37.4%増の2兆円と、従来予想から100億円下方修正したが、営業損益は700億円の黒字(前期は953億円の赤字)となる見通し。従来は600億円の黒字を見込んでいたが、米ドル、タイ・バーツの好転など円安効果により約100億円上振れる。
通期の販売計画も92万1000台と従来予想から1万8000台引き上げた。前期からは12万台増となる見込み。スポーツ多目的車(SUV)「アウトランダーPHEV」の新型車の販売が好調で、国内での受注が想定以上となっていることなどが寄与する。
この日は、軽商用車の電気自動車(EV)「ミニキャブ・ミーブ」の生産・販売を一般向けに今秋再開することも明らかにした。
関連コンテンツ
PR
PR
PR